妙泉寺
和氣村にあり日蓮宗大覺山と称す歴應二年大覺大僧正の開創なり
此僧正妙法を関西に弘めんとて先四天王寺に詣す
時に和氣村に中谷源左衛門ノ尉といふ者ありてこゝにて僧正にま見へて法を受る
其後僧正和氣村に來ツて滞留百餘ケ日に及べり
竟に中氏が慈母妙泉尼が隠居の地を精舎にいとなみ妙法を説く
故に師檀の名を以て1山号寺号とせり
日蓮上人自作の尊像一軀を安置すこれを和氣の髙祖と穪す
深艸元政ある時母と共に泉州和氣に詣す日蓮上人の像を拜して自三願を發す
一には我かならす出家せん
二には父母の壽長うして我孝心を竭さん
三には天台三大部を閲せんと祈り給へば悉成就し天下に名を耀し給ふ
此僧正妙法を関西に弘めんとて先四天王寺に詣す
時に和氣村に中谷源左衛門ノ尉といふ者ありてこゝにて僧正にま見へて法を受る
其後僧正和氣村に來ツて滞留百餘ケ日に及べり
竟に中氏が慈母妙泉尼が隠居の地を精舎にいとなみ妙法を説く
故に師檀の名を以て1山号寺号とせり
日蓮上人自作の尊像一軀を安置すこれを和氣の髙祖と穪す
深艸元政ある時母と共に泉州和氣に詣す日蓮上人の像を拜して自三願を發す
一には我かならす出家せん
二には父母の壽長うして我孝心を竭さん
三には天台三大部を閲せんと祈り給へば悉成就し天下に名を耀し給ふ
今に見る妙泉寺
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